V.A.″MODERN CAVE″(LP)
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再入荷しました。愛知のレーベル、AUN Muteから2022年にリリースされ店主も参加した洞窟の音楽作品集。CDとレコード、両方あります。
以下レーベルのインフォメーションから。
AUN Mute初のコンピレーションアルバムは、洞窟をテーマにした、ドローン、アンビエントハウス、ノイズハーモニクス・コレクション。
遠い過去と現在を紡ぐシノプシス。
アンビエントの境界線で、異才のアーティスト達が縦横無尽に音を奏でる。
アートワークは、画家 / タトゥーアーティストのARIKA。
マスタリングとカッティングは、ドイツの名門「DUBPLATES & MASTERING」の技師、KASSIAN TROYER。
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【レーベルコメント】
「壁画が描かれた古代の洞窟には、音楽が溢れていた」
そんな言葉を何かの拍子にふと思い出した。
遥か古代に描かれた洞窟壁画は、洞窟の中でも音響効果の高い場所でまとまって発見されることがあったという。
ただのこじつけなんじゃないかと思いたくもなったが、現存する世界最古の楽器も洞窟で見つかっている。
人間のDNAに深くインプットされた自然界との関係と音の蓄積。
想像する。
外では、何億年と変わらないであろう草木の動く音や、生物の鳴き声、どこかで流れる水の音や、風の吹く音が聞こえ、洞窟の奥へと向かうにつれ、静かになり、底知れぬ暗闇と響きが増していく。
生活の音や人間の声、歌、楽器の音が、豊潤な倍音を含みながら反響する。
内外の境界が曖昧な空間で共鳴する音の重なりは、ミステリアスで、心地の良い音楽だったのだろうと勝手に想像する。
窓から射す光が部屋を温め、香に火をつけて、ソファーにもたれ掛かり音楽を聴く。
目を閉じ聴き入ったり、本を読んでみたり、誰かと共に過ごしたり。
何でもない時間、全てがある時間。
現代の洞窟がここだとしたら、そこに流れる音楽はどういったものだろうか。
そこにはどんな絵が描かれているだろう。
レーベルを営む者として、このアイデアの断片を何かの形に出来ないだろうかと考えた。
そして、この身勝手な問いへの答えを、信頼できるアーティスト達に委ねてみたいと思った。
これがその一つの答え…。
Various Artists『Modern Cave』
トラックリスト
1.Pale Veil Siu Siu - Visions
2.genseiichi - sanctuary #86
3.Blahmuzik - 反響する洞窟
4.ind_fris - City of Microorganisms
5.GC - In the Forest of Nekro 7.Waltz
6.Moan - Unforeseeable
7.Kazumichi Komatsu - 1992 Trophy
8.SOSOS CLUB - Scratch Parashooter
9.螢 - 誰も知らない
10.Takashi Hattori - Dolly
<試聴>
https://aunmute.bandcamp.com/album/modern-cave
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